完成したぞ!骨盤帯付長下肢装具!!すげぇカッコいい☆

完成したぞ!骨盤帯付長下肢装具!!すげぇカッコいい☆
8+

マネージャことパパです。
本格的に補装具を作ることになり、一気に製作が進んでいきます。
今回いよいよ完成します!

前回までのあらすじ

体調が良い時は立つ練習をしていたかいせいCEOですが、
急遽いままでお世話になっていたリハビリの先生が転職することになり、
補装具を作ることになりました。 前回までのお話が気になる方は以下をお読みください。

寝たきりじゃない!18トリソミーだっていろんな景色を見たい!立って景色を変えるんだ!

補装具を作って本格的に立つ練習だ!

さて、補装具をつくるぞ!!

仮合わせ&最終打ち合わせ

前回の型取りから作成した補装具を一度仮合わせします。
下の写真のように実際にかいせいCEOにつけて、より具体的なイメージができます。実際につけて立っているところを見ると感激しました。
業者の方はマーカーでかいせいCEOの身体に合わせて微調整していました。

ついに完成したぞ!!

仮合わせが終わると、事前にお渡していたデザインの最終チェックを終えて、いよいよ出来上がりです!出来上がったかいせいCEOのスーツ(骨盤帯付長下肢装具)を見ていきましょう!

こんな風にデザイン依頼をしました

全体はこんな感じ

全体をベージュで淡い色にし、足元にポイントでカラーをいれていいます。
お気づきでしょうか?各ベルトのステッチ(縫い糸)が虹色になっています。
かなり素敵ですよね!

できあがり!

左足

天気のワッペンを貼ってます。 かいせいCEOの「かいせい」は「快晴」からきています。
ですので、天気マークです。空はいつも晴れではなく、くもりの時も雨の時もあります。どんなときでも力強く歩けるように全てのマークを付けました。

右足

星の形に型抜きをしてもらいました。型抜きした下地の色も選べるんです。黄色のバンドのところだけ銀色です。なかなかいい感じでしょ?
かいせいCEOは私たちの「希望の星」であり、ヒーローであり、「スター」です。

それとかかとには、天気マーク!もちろん快晴マークです!

もも部分

ももの部分には飛行機とクローバーのワッペンをつけました。
こちらは、ただただ、かわいいからですw
かわいいは正義!

骨盤・胴回り

おもて面

かいせいの Kのワッペンです。ここのワッペンが一番大きいのですが、5cmくらいの高さのワッペンを付けることができます。
ここにも星の型抜きをしてもらってます。しかも、こっちは大きい星と小さい星の下地が別の色になってます。
こんなに細かいところまでかわいくできるなんて素晴らしい!

うら面

かいせいのワッペンが貼ってあります。

いざ!装着!!

脚から装着していきます!
この補装具は、腰部分、膝部分のところで、曲がらないようにロックできるのですが、装着する時は、全てロックを解除した状態で付け始めます。

装着手順

  1. 膝を曲げて、かかとがズレないように位置合わせをします。
  2. 補装具と膝の曲がるところをあわせて、位置決めします。
  3. かかとの固定を再度確認したら、甲部分のバンド(黄色)を固定します。
  4. 続いて、残りの足部分のバンド(オレンジ色、緑色)を固定します。
  5. スネ部分(青色)の固定です。この時、服のボタンや服がよれたりして脚を圧迫しないようにベルトを固定していきます。どうしても当たる場合は、ベルトの外に出す。
  6. もも部分のベルトを固定します。
  7. 胴部分のベルトを固定します。
  8. 腰部分、膝部分のロックを固定します。
  9. 膝あてをつけたら装着完了!

装着完了!

どやっ!!!

立ってみた

横ビュー

どもっ!

後ろビュー

これから立てるように頑張るぞ!

これまでは、コルセットや短下肢装具では膝下部分や腰回りと部分的な支えになっているため、支える側の力がかなり必要になり、不安定でした。

それが、骨盤帯付長下肢装具になったことで、支える側の負担がかなり減り、
手を添えるだけで立つことができるようになりました。

普段の生活の中でも体調が良ければ積極的に家でも使いたいと想います。
さらに、どこかにお出かけした時もつけて遊ぶことができたらとても嬉しいですね!

障害者手帳があれば制作費は給付されます

今回の補装具は型取りから本人に合うサイズに作ってもらってるのでオーダーメイドになります。障害者手帳があれば、給付を受けることができるので、利用者の負担なく制作できます。もし対象の方がいらっしゃいましたら病院や市区町村に問い合わせてみると教えてくれるはずなので活用してみてください。

今回の流れをまとめると

実際、4回の打ち合わせでかかった期間は、12月末~2月中なので、2ヶ月弱で完成しました。行った打ち合わせ4回の内訳は以下の感じです。かなりスムーズに出来上がったので良かったです。

1.作る装具をリハビリの先生と決める
2.補装具業者さんに来てもらい、型取り、デザインバリエーションを教えてもらう
3.仮合わせ、デザイン最終チェック
4.最終チェック、納品

ご協力いただいた株式会社y-brace さま

株式会社y-brace(ワイブレイス) さま

http://www.y-brace.com/index.html

今回、かいせいくんが製作させていただいた補装具は、
 金属支柱付下肢装具  骨盤帯付長下肢装具
と呼ばれる補装具です。

y-braceさんありがとうございました。
少しでも成長して調整してもらえるように頑張ります!
カッコいい骨盤帯付長下肢装具をありがとうございます。

※本ブログに掲載する許可をいただいております。

マネージャの想い

前回の記事でもお話ししましたが、自分で立てなくても、立った姿勢を取るだけで、十分意味があります。重力を脚に感じる経験ができているだけで本人にとっては景色どころか内側から驚きがたくさんあると思います。

私たちは生まれてから自然と寝返りをうち、ハイハイをして、つかまり立ちをして、転んだり、ぶつかったりしながら身体が強くなっていきます。
内側から骨を刺激することで強くなり、筋肉を動かし、呼吸をする、肺にたくさん空気を取り込み、心臓で血液を循環させて身体はさらに成長していくのです。

かいせいくんの場合、病気だからできないことがたくさんありますが、
できないということで、できる部分の機会を失っているということも成長を遅らせていることに大きく影響していると思います。

生命維持が最優先ではありますが、身体は使わないとどんどん衰退していきます。動かして使うことで、より強くなっていきます。
少しでも可能性があり、元気であれば積極的に動かしていろんなことを体験させてあげたいなと思いました。かいせいくんが少しでも成長できたら嬉しいです。

産まれてすぐに4時間もの手術をして、生死をさまよったかいせいCEO(詳しくはこちら)が、こんな風に元気に立とうとしている姿は、4年前の私には全く想像ができませんでした。退院してお出かけができるようになっても、2年前までは立つなんてことを考えたことはありませんでした。
それが、今、補装具をつけて立とうとしているのです。こんな夢のような出来事の連続を体験できてとても幸せです。これからのことはいくら考えてもわからないので、今できている目の前の喜びを噛み締めて、私自身も一歩ずつ前に進んでいきたいと想います。

8+